和解学創成は、欧米で展開している紛争解決学と移行期正義論を批判的に吸収し、東アジア地域の固有な歴史的背景を踏まえて行われる。本総括斑は領域全体のマネジメントを、国内外と連携して行うことを目的とする。
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和解を妨げている構造を国内外の異なる分析次元を架橋して探ること
→想像される共同体としてネーション同様に、各国民相互の「和解」が想像される条件を探求
しつつ 国民的な和解と矛盾しないような普遍的価値実現の方策を探る。
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和解学創成のハブとなること
→ 政治思想、国際関係論、歴史学、地域研究等の多様な研究者チームを学際的共同研究へ
マネージし、その連携をスーパー・グローバル大学構想と連動させることに努める。
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ウェブ上の知的インフラとして社会的に発信すること
→成果を、新しい教育プログラム、研究書、学会新設、ウェブ上の知的インフラ
(世界紛争歴史事典〔仮〕)として社会的に発信していく作業のコーディネート。