折井麻美子
 Mamiko Orii ) 

専門分野:英語教育 

 E-mail: mamiko#waseda.jp (replace # with @) 

Classes 

英語英文学科担当科目: 

1年必修>Introduction to Language and Communication 
<選択必修>英語音声学
<専門選択> Short-Term Study Abroad
Teaching English for Communication(隔年開講)、
カリキュラ
ム・教材開発(隔年開講)
<ゼミ>英米文学語学演習III Q
<大学院> 英語学特論IV-1IV-2 

  <授業紹介> 

Introduction to Language and Communication】

一年生の必修科目で、言語やコミュニケーションに関する内容を学びつつ、プレゼンテーションのトレーニングをする授業です。

 私は本授業開設の2016年から授業担当と科目コーディネーターを務めています。高校の時に英語が得意でも、プレゼンには慣れていない学生さんがほとんどなので、パブリックスピーキングの基礎から学べるような授業にしています。また、学期の後半には、自分でテーマを決めてプレゼン準備を進めるプロジェクト学習も取り入れています。 

 私は、英語英文学科在籍時に、早稲田大学英語部(WESA)でスピーチスタッフとして後輩達にスピーチの指導をしていました。30年後も同じように後輩達(親子位歳は離れていますが…)に、スピーチやプレゼンのスキルをお伝えできることがとても嬉しいです。練習して経験を積むとどんどん上手になります。英語プレゼンって意外と楽しい!と思える授業にしたいと考えています。 

【英語音声学】 

 選択必修科目で、英語の音声の特徴を学ぶと共に、発音練習をする授業です。春学期は2クラス開講で、秋学期は1クラス開講です。授業形態は年度やクラスにより異なります。発音ソフトを使用したタブレット学習がメインの授業や、対面授業のみの授業、オンデマンド動画授業を視聴して個別発音指導時はzoomを使用する授業があります。開講クラスの授業形態は当該年度のシラバスをご参照ください。 

【カリキュラム・教材開発】 

隔年開講の専門科目で、リスニング指導の理論と実践を学びます。リスニング指導=リスニング問題を解く、ではありません。生徒のリスニング力向上のためにどのような「指導」をすればよいのか、学生プレゼンとディスカッションで考えていきます。テキストで学んだ内容を踏まえて、指導案の作成や模擬授業も行いますので、教職履修者にお勧めします。 

 

ゼミ紹介 :About my seminar 

(ゼミ合宿での集合写真) 

 英語教員や大学院進学を目指す学生さんを対象とした英語教育のゼミです。 

春学期は、英語教授法及び英語科教育法の基礎を学びます。文法、語彙、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング、発音指導の各技能について、担当学生がテキストの内容を英語でプレゼンテーションして共有し、そこで学んだ知識を個人やペアで指導案として発表し、ディスカッションでコメントしあいます。ゼミ内でのフィードバックを参考に修正案を作ってさらに発表するなど、実践的なトレーニングを行います。ゼミ合宿ができる年には、模擬授業も夏の間に行います。 秋学期には、指導案作成とともに、模擬授業も複数回行います。なお、例年は、(担当教員が教育委員を勤める杉並区の)中学校の学校公開に参加したり、現職教員対象の研修に参加したりもしています。また、区の夏季研修でオーストラリアを訪問する中学生の英語学習のお手伝いや、小学校の外国語授業への参加も実施してきました。(現在はコロナ禍により休止中。状況が落ち着き次第再開予定です。 

 自己紹介 :About myself 

仕事と家庭の両立で慌ただしい生活ですが、時間があると読書や、リスニング力維持を兼ねて海外ドラマを視聴しています。また、長年の共同研究者(15年以上)と学会発表をしに世界各地に行くことも楽しみにしています。この四半世紀来の親友との学会旅行は私にとって何よりのご褒美です。 また、コロナ禍の学校休業期間中に、息子の希望でうさぎを飼い始めました。どちらかというと猫派で、うさぎにはなじみがなかったのですが、一緒に生活し始めてすっかりうさぎ好きになってしまいました。好奇心旺盛でいたずらばかりするので、目が離せないところもありますが、抱っこが大好きな甘えん坊の女の子です。毎日癒されています。 

 専門紹介 :My academic field 

 英語教育を専門としており、中でも学習が最も困難とされる音声の学習や指導方法について研究しています。文科省から研究助成金を受けて、2004年度-2008年度までは大学生を対象とした韻律中心の発音指導を実践し、その有効性を検証しました(科研費 若手研究(B) 16720135・若手研究(B)19720146)2009年度からは効果的なリスニング教材の開発に取り組みました (科研費 基盤研究(C)24520660)。 2012年から杉並区教育委員を勤めており、小学校での外国語活動をどのように円滑に中学校での指導につなげていくかに興味があります。2015年度からは音声指導を中心とした教員研修の構築と実践に取り組んでおり、教員が自身の発音練習に活用できる発音ソフトを開発しました(科研費 基盤研究(B)15H03228・基盤研究(B)19H01289)。小学校のクラス担任の先生方が不安なく外国語の指導にあたることができるような教員研修の構築と実施を目指しています。 

私の学生時代 :My school life 

皆さんと同じ英語英文学科の出身で、当時F1クラスでした。クラスごとの必修授業が多かったので、中・高のホームルームのような雰囲気でした。
 また、サークルは早稲田大学英語部(WESA)に所属して、3年次にはスピーチのチーフをしました。その時に下級生のスピーチや発音の指導に取り組んだことが発音習得に興味を持ったきっかけです。当時は3ゼミと4ゼミを別の教員が担当するシステムだったのですが、3年ゼミは1年次の『英文法演習』の授業でお世話になり、サークルでスピーチの指導もしていただいていた松坂ヒロシ先生(現名誉教授)のゼミを希望しました。ゼミで、英語教授法や言語習得理論を知ったことが研究の道に入るきっかけとなり、大学卒業後にイギリスに留学することになりました。
 イギリスでは、修士課程と博士課程の5年弱を過ごしました。留学したダーラム大学は、蛇行した川に囲まれてお城や大聖堂があるような中世の雰囲気を残す小さな町にあります。数年に一回は夏休みを過ごしに行きますが、私にとって第二の故郷と言える特別な場所です。 

学生の声 :What the students say 

(ゼミ合宿での花火の様子「オリマミ」と読めるでしょうか?)  

<ゼミ生より> 

皆さんこんにちは。一言で言えば、折井ゼミは「英語教育に関する知見をより深められるゼミ」です!音声学や第二言語習得の観点から英語教育を見つめ直します。少々かたく聞こえるかもしれませんが、そんなことはなく、皆和気あいあいとしています。意見交換が活発で、日々自身の英語力と教授力に磨きをかけています!折井先生は我々に指導を熱心にしてくださいますし、親身に相談に乗ってくださいます。充実した環境の中で英語教育について学びたい人はぜひ折井ゼミに来て下さい! 

<大学院生より> 

折井先生はとても気さくな方で明るく親しみやすい雰囲気を持っている方です。些細なことでも親身に耳を傾け、学生の良さをどこまでも伸ばしてくださいます。 

主要著作 :Main Publications 

<科研費に関わる業績:最近5年分> 

折井麻美子 (2021).「英語発音ソフトの開発と教育的効果の検証 : 市販版との比較から」学術研究.人文科学・社会科学編, 69, 139-149. 早稲田大学教育・総合科学学術院. 

折井麻美子・大賀京子 (2019). 「英語発音ソフトの開発と教員養成課程における英語音声学授業での実践報告」. 英語音声学,23, 131-138. 日本英語音声学会.  

Mamiko, Orii. & Kyoko, Oga. (2018). Developing a technology supported in-service training program on English pronunciation for teachers. INTED2018 Proceedings (12th International Technology, Education and Development Conference) 

折井麻美子(2017). 「小・中・高における音声面の学習履歴と大学での発音学習についての紙面調査」 英語音声学, 21395-407. 日本英語音声学会.  

Kyoko, Oga & Mamiko, Orii (2017). ICT-Supported Pronunciation Training Program for English Teachers in Japan. English Phonetics, 21, 321-333.